Apr 27, 2013

Milano Salone Description

MIRU DESIGNの青木さんから話を持ちかけられ、2013年のミラノデザインウィーク(ミラノサローネ)をリポートするMilano Salone Descriptionというフェイスブックページを開設。当初はほぼリアルタイムで、途中からはシステムの都合により即日で、各自がミラノから現地の様子を伝えた。写真は機動性を優先してすべてiPhoneで撮影。翻訳などはMIRU DESIGNの西田さん担当、情報収集などでもお世話になった。サローネ終了後は合議の上、各カテゴリーのベストも下記のように選定。



BEST CHAIR: Achille & Pier Giacomo Castiglioni/ Cubo/ MERITALIA
BEST TABLE: Pinwu/ 露 Lù/ From YUHANG
BEST LIGHTING: Piet Hein Eek/ Jam Jar Light Hanging
BEST TABLEWARE: Scholten & Baijings/ Tea with Georg/ Georg Jensen
BEST FURNITURE: Philippe Malouin/ Slat shelf/ ProjectB Gallery
BEST OUTDOOR FURNITURE: Naoto Fukasawa/ Cup/ SERRALUNGA
BEST GLASS PRODUCTS: Nendo/ Deep Sea/ Glas Italia
BEST FABRIC PRODUCTS: Studio Bertjan Pot/ Triangles/ GOLRAN
BEST INSTALLATION: EMECO & Konstantin Grcic/ Parrish chair at Bar Basso
BEST BRAND: HERMES at Circolo Filologico Milanese   

と、ごく主観的で独断的な内容ともいえるけれど、そのぶんリアルでフリースタイルな情報や考察を伝えられたと思う。急遽、実現が決まった企画(ページを告知・公開できたのはミラノ出発前夜…)としては予想以上のページヴューもあった。と同時に、サローネ自体についてはいくつか問題意識も持たざるをえなかった。

前半は雨が振って肌寒かった今年のミラノも、最後の2日間はとてもいい天気に。写真はVentura Lambrateのジェラートスタンドにて。



Apr 6, 2013

Pen, Apr 1, 2013

「世界の名建築 最新ベスト20」という特集で、扉のテキストにある通り「人々に新しい出会いを生む場」としての建築が選ばれ、現地取材記事中心に紹介されている。その中でルーブル美術館ランス別館(SANAA)、金沢の鈴木大拙館(谷口吉生)、金沢海みらい図書館(シーラカンスK&H)、イズ・ブックカフェ(アトリエ・ワン)の原稿を担当。それぞれの建築家に取材して(鈴木大拙館以外)、このプロジェクトに限らず幅広く話を聞いた。フランスのルーブル・ランスはぜひ行ってみたい場所。鈴木大拙館は禅の哲学を表現した緻密なモダニズム空間が、海みらい図書館は館内の空気の心地よいおおらかさが、イズ・ブックカフェは環境とのリアルな関係性が特に印象的だった。写真は鈴木大拙館、撮影時は雪が舞っていた。

Apr 1, 2013

BRUTUS, Apr 1, 2013

特集は「あたらしい仕事と、僕らの未来2」。カリモク家具とマルニ木工の社長の対談ページで、この号の特集の特徴にもなっている「オシゴト副音声」コーナーで、木工家具のあり方の時代的な変化や世界的な傾向などについて概説した。原稿にまとめてくれたのは廣川淳哉さん。写真は2012年のミラノサローネのKARIMOKU NEW STANDARDの展示から、Scholten & Baijingsのダイニングテーブル。