Aug 15, 2011

pen, Aug 15, 2011

イスラムを特集した号で、イスラム圏のアートについてのページを担当。イスラムの芸術は、戒律に基づいて人や動物を描かず、装飾を根本とし、精緻な幾何模様や文字模様を多用したものが重んじられてきた。また東西の貿易の要所だったことから、絨毯などの工芸品にも名作が多い。ということで西洋や東洋と対照的な性格が随所にある。この内容は、後に出版された書籍版にも再録されている。

巻頭コラムのDESIGN LOGでは清水久和さんのロッテルダムでの個展などを取り上げた。また超仕事人という枠ではジャスパー・モリソンにヴィトラの椅子HALについてインタビュー。デザインのために大切なのは「落ち着いて物事を考えられる雰囲気や環境をつくること」とのこと。写真はロンドンの彼のオフィスに併設されたjasper morrison shop。

Aug 1, 2011

商店建築 連載「空間コラボ」

インテリアデザイナーにとってのコラボレーターになるクリエイターや、その作品や活動がインテリアデザインのためのインスピレーションを与えてくれるクリエイターに取材した1ページ連載。アーティストの荒神明香さんはじめ、この連載をきっかけに会って、印象深い話が聞けたことも多かった。2010年1月号から2011年8月号まで。取り上げたクリエイターは下記の通り。

森美穂子、キム・ソンヘ、西野嘉章(東京大学総合研究博物館)、白田仁(NEO GREEN)、西舘朋央、原田祐馬、白鳥浩子、スサイタカコ、antos、辻野剛(fresco)、山崎亮、堀内太郎、梶原加奈子、なかむらしゅうへい、西條賢、NON-GRID、ENZO、BCXSY、AIR FRAME、荒神明香。

写真は2012年の「呼吸する環礁」 展で展示された荒神さんの作品。

商店建築 Aug 2012

巻頭のコラムコーナー「NEWS」で、4ページにわたりこの年のDESIGN MIAMI/BASELを紹介。デザインマイアミのディレクターにMarianne Goeblが就いたことで起こった変化と、リミテッドエディション市場の成熟や、それに対応したデザイナーの表現性の広がりなどについて書いている。取り上げたのはPierre Charpin(Galerie Kreo)、Formafantasma(Gallery Libby Sellers)、デザイナー・オブ・ザ・フューチャーのMischer'Traxlerほか。

写真は会場内にオープンしたベルリンの書店、do you read me?の様子。